戦場(03/03/20)
はじまってしまった。世界の大半の想いを背に。学校で大統領演説とか、11時40分の巡航ミサイルを発射している映像とか。
何週間とかかるようです。これから。
もうすぐ新年度が始まります。私は新たな大学生活、そして寮生活が始まるわけです。ありきたりな言葉だけど、「期待と不安が入り混じった」まさにそんな気持ちです。
でも、入学式、間違いなくこの話題が上ることでしょう。21世紀になっても、相変わらずってところですか。
新天地は難民キャンプだった。そんな人も出るんでしょうね。社会人1年生を控えた人、学校入学を控えた人、期待で一杯になりながら今年一年を過ごしてきたでしょう。私たち受験生組は、この一年、本当に苦しい日々を過ごしてきたわけです。中にはもう1年という人もいますが。。。
それがこの攻撃で、現地の人などは一瞬にして希望の芽を毟り取られる感じなんでしょうね。テレビを通して見る私達でさえ、絶望の闇が広がる感じがするわけですから。
そして、周辺国ではかなり難民の受け入れの為の迅速な措置が取られているようです。これも、湾岸戦争、あるいは中東戦争の結果なのでしょうね。。。皮肉なものです。こんなこと、1世代のうちに何度も起こってはならない、いや、これから永遠に葬り去られなくてはならない手段だったはずです。
遠く離れたところから飛来するミサイルを前に、罪を憎んで人を憎まずなどという精神も美学に過ぎなくなっている。
もう民衆には国家権力に対抗することは出来ないのでしょうか。
上手い情報操作を世論が出来れば。そういう気持ちで現地へ従軍している報道者も多いのではないでしょうか。
私にはまだやりたいことがある。反戦を訴えることに命は賭けられません。
報道官には、やりたいことの究極をこの戦争にかけている人もいる事でしょう。
そういう報道を応援したい。それが、今出来ることのすべてです。