一年経って(04/04/25)
昨年度の成績。
9割7分がAだった。晴れて55単位申請の権利を得たわけ。だ。学類長とカリキュラム委員長に面接をしてべた褒めをされた。普通の暮らしをしていただけだけど、何か気持ち悪かった。
「こんな生徒が沢山出てくれれば…」
苦笑いしかないじゃん。基本的に自分の全出席しないと気持ち悪いって言う姿勢が好きじゃないし。退屈な授業のせいで犠牲になってるものも大きいと思うし。
入学してからの目標、というか義務くらいの感じで目指していたし、勉強自体が面倒くさくなった時は口にも出して何とか踏ん張ってきた。
推薦で入ってきたっていうのもあるし、やっぱり受験をしていない推薦組って言うのは「要領だけで実力も無いし、受験を潜り抜けてきた人よりも精神的にも弱い」って良く思われがちだし、唐突に筑波の推薦を受ける事にして〆切ギリギリに推薦書を書いてくれた担任やこれから入ってくる後輩にも俺の成績が良くも悪くも響くだろうから。
ま、でもいろいろ犠牲にしましたね。バイトも出来なかったし、遊びにもなかなか行けなかった。ホント誘いを片っ端から断った感じで申し訳ないしだい。今年度はもう少し要領良く行きます。
ぶっちゃけて毒を吐くと生物資源の授業でAを取るのは難くない。つまらなくて眠い授業に耐えて出席して、随所で少しキュッキュッとテスト勉強なんかで締めれば結果は出せる。別に面白い授業も特になかったし、激しく苦痛の授業も他学類の人の話を聞くと相対的に全くと言って良いほど適当な授業をしていると見て取れる。逆に言うと授業にプライベートを束縛される事がないからバイトにせよテニスにせよ、あるいは勉強をしたりと各個人に委ねられる部分が大きいって言う事だね。奇麗事。
とりあえず「大学として」の筑波大学には随分失望しています。明らかに高校よりも勉強する姿勢がルーズだし、もう少し学生に対して貪欲な大学だと思ってた。
「こんな生徒が沢山出てくれれば・・・」なんて言葉を俺にかけるもんじゃない。
次に「環境として」の大学について。これはかなり満足しています。もっともっと出来る事があるだろうし、何が起こるのか楽しみであるし。授業での精神的疲労を癒せる場所もあるし。かといってぬるく生きるわけじゃなく、自分の目標もしっかり抱いておけているし。
去年の授業では一貫して「精神力・忍耐力」が鍛えられたと思う。そういうことを意図した授業だったのだろうか?それが「一般教養」の授業なのだろうか?まー、研究には忍耐力が必要だからね(笑)
今年は他学類、特に文化系の授業を多く取った。去年が「心を強くする」授業なら今年は「心を豊かにする」授業を。